文字の出力、演算
文字を出力してみよう
今回は文字を出力する方法を紹介します。
print文と呼ばれる構文を使って出力します。まずはコードを見てみましょう。
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print("Hello Python!")
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この1行だけでコンソール画面にHello Python!と出力されます。(Python3.0で動作確認済)
ポイントは出力させたい文字を" "(ダブルコーテーション)で囲むことです。
演算を行ってみよう
次に演算を行ってその結果を出力してみましょう。コードは以下です。
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a = 2
b = 3
ans = a + b
print(ans)
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先ほどの文字の出力に比べて、コードが長くなってしまいました。これは「変数」と呼ばれるものに数値を入れたからです。ここで「変数」とは箱に名前を付けて、その中に数字を入れることで分かりやすく、汎用的にしようというものです。プログラミングを進めるにあたって欠かせないものです。
1行目は「a」と名付けた箱の中に2と書かれたカードを入れるイメージです。
2行目は「b」と名付けた箱の中に3と書かれたカードを入れるイメージです。
3行目は「ans」と名付けた箱の中に「a」の中の数字と「b」の中の数字を足した答えを書いたカードを入れるイメージです。
4行目はprint文なのでコンソール画面に出力するための記述ですが、" "(ダブルコーテーション)をつけないところがポイントです。これによって「ans」と名付けられた箱の中身のカードに書かれた数字を出力できます。もし" "(ダブルコーテーション)をつけてしまうとansと出力されてしまいます。
出力結果は次のようになります。
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まとめ
今回の記事では、print文と変数を使って、文字の出力や演算の方法をまとめました。
print文のカッコの中の記述の仕方で、文字をそのまま出力するのか、変数の値を出力するのかが異なってきます。
次回は数式も含めて文字を出力したり、四則演算全てに対応させたりしようと思います。
ではまたお会いしましょう。